人は眠れない夜に脳内で記憶の整理をするようだ。
これは、眠れない夜に筆を取り意識のある中記憶の整理をしているようなものなので聞き流してほしい。
街を歩けば電光掲示板が目につく。
ああ、人はこんなにも情報を発信したいのかと、そう思う。
であるならば、少しでも価値のある物を残さなくては。
人を信じられなくなるくらいなら、裏切られてもいいから人を信じたい
この考えに触れたのはいつだったか
ひどく感銘を受けたのを覚えている
人は心の奥底では、心から誰かを信じたいと思っているのかもしれない
しかし人間というのは臆病だ
裏切られる事、傷つくことを恐れて、人を信じることを諦めてしまう
そんな事が続くうち、人間は汚いものだとか、人の不幸を見て喜ぶような人間になっていく
我々はもっと素直に生きるべきなのだ
信じたいものは、信じればいい
ただ純粋に前を見て、正しいと思ったことは正しいと、周囲の意見など気にせずにハッキリと言うべきなのだ。
真に魅力のある人間はあまねく人に愛を注ぐ事ができる人間だ
今まで出会ってきた中では稀有な存在だがそういった人間は確かに存在している
心から誰かを楽しませようとしていたり、心から誰かに優しくできたりする
そういった人物は出会っただけで人を変える力を持っている。
こんな人物がこの世に存在していたのかとひどく感動を覚えるからだ。
そうなるともう、どんな些細な事であってもその人物の人間らしさとしてとても魅力的に映るのだ。
主はそんな人物を尊敬し、そうなれるよう努力していきたい。
人によって、その方向性は違うのだろう
主は主なりの方向でそうありたいと願う。
人事を尽くして天命を待つ
出来ることをやって、それでも結果がついて来なければそれで良いと諦めるのだ
諦めることと悟ることは非常によく似ている。
自分自身を雁字搦めに縛って動けなくなるくらいなら、何もかも諦めて広い視点に立って空気に溶け込むように世界を覗き込んでみると良い
広大な海を見て、空を見て、何もかもがちっぽけに思えるように、複雑怪奇に思える心情の機微もとても簡単に思えるだろう。
思考をシンプルに、しかし鋭く研ぎ澄まして
自身にとって真に大切なものは何かを問いかけるといい
見つからなければそれを探す旅に出よう
世界は広い
この世のどこかには答えがあるのかもしれない
雨の日に虹を見に行こう、雲の切れ間から射す光を眺めよう
長い夜の夜明けに日の出を見に行こう
もっともっとシンプルに、人生を楽しむことを得意になろう