アマゾンのビジネスモデルは次世代を担う新しい形のビジネスとしてとても面白いものです。
インターネット通販という、一見ありふれたビジネスにも思えますが、インターネットで物を売ったり買ったりできるという「場所」を作ることが出来たのは大きいです。
ユーザーはアマゾンを通して物を買ったり、売ったりする事ができます。
アマゾンから広告収入を得るために様々なブログで商品の紹介がされます。
これは成果報酬型となるので、アマゾンにとってリスクも少なくアマゾンの商品はインターネットを使う人々に広く認知されます。
それらの過程全てでアマゾンは収益を得る事が出来るのです。
物と情報を繋げるIoTビジネスの発展系と言えます。
利便性や顧客満足度についてもアマゾンはとても優秀でした。
アマゾンは当初、本をインターネットで買う事が出来るだけのサービスでした。
それが、このような発展をとげると予測するのはきっと難しかったのではないでしょうか。
主としてはAppleのiPhoneと同等のイノベーションだったと思います。
IT革命の変遷は、インターネットが生まれ、Googleが生まれ、iPhoneが生まれ、SNSが生まれ、Amazonが生まれる形で推移してきました。
SNSの中には、ラインやツイッター、フェイスブック、インスタ、ソシャゲーなど様々な分野で広がりを見せています。
Amazon以外にもウーバーなどIoTサービスは現在も拡大を続けています。
IT革命はまだ拡大を続けるのでしょうか?
それとも、医療やエネルギー、宇宙産業など別の分野で革新的なビジネスが生まれるのでしょうか?
自動運転やVR、iPS細胞なんかの具体的なワードも増えてきていますね。
IT分野の延長で考えるのであれば、IoTはAmazonを皮切りにまだ発展する余地はあると思います。
従来のSNSの様に様々な形で顧客のニーズを満たすために環境に適応していくでしょう。
しかし、もうその点を思考する段階ではありません。
技術進歩が指数関数的に伸びているのに対し、過去のビジネスモデルの発展系を考えるのはナンセンスでしょう。
主が次に来ると予想しているのはAIとITの融合です。
これは、日常生活というより主に業務効率化などで発展をみせるかと思います。
IT技術は既に多くの企業と密接に関わっており、AIとの親和性は高いです。
もうすでにAIを活用した工数削減などは存在しており、これが日本の働き方改革などとうまくマッチングすれば利用者も増えるでしょう。
具体的には電話対応や書類整理などでしょう。
メールチェックや資料作成など、そもそも人が見て判断する必要があるとされているものに関してはそのままになるでしょう。
もしそれが実現しなければ、IT分野はひと時の休息期間になると予想します。