過去、印象的だった株価の暴落といえばリーマン・ショックでしょうか?
2016年にも、英国のEU離脱ショック、中国経済ショックなど世界的な株安のタイミングはいくつも発生しています。
こうしてみると、日本経済は海外からの景気の影響を強く受けているように感じます。
これはIT産業の発達により、世界中の情報が誰でも簡単に素早く手に入るようになったため世界経済全体が連動しやすくなっているためかと思います。
2017年が始まって早くも3ヶ月。
世界的な金融緩和が金あまりを生み世界全体の資産価値が実態を伴わず著しく上昇しています。
日本がマイナス金利を始めてからもう一年が経ちました。
投資家が株式相場を金利状況と照らし合わせて鑑みたときに、まだ割安と言える水準かも知れません。
しかし、それはあくまでも今の金利状況が続いた場合。
市場を歪めるほどの大きな作用はその反発も大きいものです。
次の大暴落は、どこかの国の金融不安がトリガーになるか、それは時間の問題です。
大暴落が起きた時、買い付け余力は残しておきたいですね。