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なぜウォーレン・バフェットは日本株を買わないのか

ウォーレン・バフェットは投資の神様と言われているほど投資の世界では実力者です。

これまでの投資では50年間にわたり損失だったのはネットバブル崩壊リーマンショックの二回のみ

投資により資産を7000倍まで膨らませ、世界の富豪ランキングでは常に上位をキープしています。

 

そんなウォーレン・バフェットさんの現在の保有銘柄は調べれば見ることができます。

そのうちの保有比率が高い上位3位だけここに載せますね。

 

1位 クラフト・ハインツ(食品メーカー)

2位 ウェルズ・ファーゴ(金融)

3位 コカ・コーラ(飲料メーカー)

 

どこも有名な企業ですね。

タイミングが良ければ主も購入したかったのですが...

ウォーレン・バフェットさんは、今の株価水準は金利に照らしてまだ割安という判断されており、株の保有を続けているようです。

主としては、FOMCによる金利の引き上げが予測される中でその前提が覆されるのを危惧して買いには入れません。

 

ところで、このウォーレン・バフェットさん

この保有銘柄を見てわかる通り日本株を購入しておりません。

今回に限らず、日本株にはあまり手を出さないようです。

なぜ日本株に手を出さないのか?

それは、日本のROE、資産あたりの利益率が低いからだと言われております。

日本企業は総じて資本金が大きい割にはその資金力を利益に繋げられていない事が多いです。

 

企業がROEを向上させるためには利益を効率よく上げる必要があります。
利益そのものの向上が見込めない場合、そこにかかる資本を減らしたりコストカットを行うことで、見かけ上の利益率を上げたりします。
ROEは投資家にとって企業の経営能力を見る上で非常に重要な指標となるため、最近の日本企業ではROEを向上させるために配当を増やすなど資本を削減する動きがあるようです。

今後、日本企業がバフェットさんに買われる日も来るかもしれませんね。

 

最後にウォーレン・バフェットさんが投資をする上で判断する基準を書いておきます。

 

  1. 事業内容を理解できる事
  2. 長期的に良好な経営が予測できること
  3. 経営者に能力があること
  4. 魅力的な価格であること

 

主の投資手法は有事の爆買い、長期保有ですが、これらの判断基準は長期投資をする上でとても参考になります。

有名な格言ですが、先行きが不透明な今だからこそ意識するのが良いかもしれません。