ロボットアドバイザーの診断などでも測られますが、投資はリスク許容度から方針が異なってきます。
リスクを最小限に抑えた株式投資であれば、全世界にインデックス投資をするのがオススメです。
インデックス投資というのは他の投資信託に比べて手数料が安いのが特徴です。
日経平均株価などの経済指標と連動して値を変えるため、世界全体が経済成長を続ける限りは損失を被ることはないでしょう。
確定拠出型年金や来年から始まる予定の積立NISAと合わせれば税金面でも優遇されますし、今は「ウェルスナビ」や「テオ」などのロボットアドバイザーによる自動分配システムが整備されているため、誰でも簡単に取り組む事ができます。
一般に最も安全な資産運用として、定期預金などがありますが、これは一概に安全とはいえません。
なぜなら、今あなたのお財布の中にあるお札の価値はあなたの気づかないうちに刻一刻と変わっていっているからです。
天候によってお野菜の値段が変わったりするように、資産価値というのは目に見えない形で常に変動しているのです。
政府日銀は経済政策として物価上昇率2%を目標としています。
これが成されれば相対的な資産価値は何もしなくとも2%下がるということになります。
また、年金についても従来は物価上昇とともに支給額も増えていたのですが、マクロ経済スライドが適応されたことにより物価が上がっても支払われる年金の金額は変わらなくなりました。
これに対して政府はNISAや確定拠出年金などの制度を整備することによって自助努力で資産形成できるように手助けをしている訳ですね。
みんなが自分で資産運用しなくてはいけない時代になっていると言えます。
もしあなたが若くて資産に余裕があるのでしたら、リスクを取って大きい利益を狙ってもいいかもしれません。
主としては株式取引の個別銘柄がオススメです。
FXに比べて儲けられないようなイメージがありますが、主は2016年に300万円を元手に現物取引で80万円の利益を上げています。
主の2016年の戦略は、配当利回りのいい大手銘柄に対しての割安株投資でした。
主が投資したのはみずほ株で、マイナス金利の影響を受けて株価が下がっている時に50万円ほど投資し、さらに下がり含み損が出ている中ひたすらナンピン買いし続けました。
今思えばかなりリスキーでしたが、配当利回りも良かったですので、主としてはこのまま株価が上がらなくても長期的に株式を保有して配当利益を得て売り時を探る形でもいいかなと思っていました。
ちなみに2017年は株式投資ではなくソーシャルレンディングに200万円ほど投資しています。
資産運用のやり方は人それぞれですので、決まったルールなんてありませんが、自分で考えながら運用方法を検討するのは楽しいものです。
株主優待なんかをセレクションしてみるのもいいかも知れませんね。
主ももうちょっと安くなれば優待銘柄を購入していきたいと考えています。
最後に、お金というのは一種のフィクションです。
日本円や株、その他金融資産は「信用」が形になったものです。
もし何か重大な事件が起こってお金や物の価値が信用できなくなった時に、あなた自身の積み上げてきた「信用」こそが最も価値のあるものになるのではないでしょうか?
主としてもお金だけじゃなくコツコツと信用を積み上げていく所存です。。